無いなら、つくる。
追い求めたのは「国産・天然素材」
私たちはもともと、自然素材専門の住宅会社でした。
化学物質や新建材を使わない家造りを提案しているにも関わらず、当時どこのカーテン屋さんでも化学繊維のカーテンしか選択肢がない状況でした。
そこで建物同様、自社のこだわりであった「本物の自然素材でおしゃれなものを」という課題に取り組んで開発したのが、今の「カーテントレジュール」の誕生のきっかけでした。
さんざんビニールクロスを悪者にしておきながら、カーテンはポリエステルという矛盾を何とかしたかったのです。
住宅会社の立場として、住宅の重要なインテリア要素であるカーテンを求めた結果、そして、施主であるユーザー様のニーズに応えようとした結果生まれたのが、トレジュールのカーテンということです。
まず最初に素材選びから始まりまた。
調べていくと、繊維製品の97%が、今や中国産などの輸入に頼っており、国内の繊維産業は激減しているということを知りました。
足元を見ると、当社の地元浜松市は、もともと繊維とオートバイ産業で発達した街でしたが、私が物心ついたころには、広い敷地を持った繊維工場は、次々と大型ショッピングセンターへと姿を変えていました。
そんな中でも、昔ながらの職人さんが、手作業で糸から生地を織る繊維工場も残っていました。
高速で織られる大量生産とは比べものにならないくらい、ゆっくりと時間をかけて織られるキメ細かい生地。
加工においてなるべく機械や薬品を使わずに、素材本来の風合いを生かす天然染めの技術。
何度も洗い込み、柔らかく独特の風合いに仕上げられた生地。
製造原価を下げるための激しい競争の真逆を行くような、丁寧で高品質なモノづくり。
今ではめったにお目にかかることのできない最高の素材が、「灯台下暗し」で、すぐ近くにあったのも、今考えれば運命だったのかもしれませんね。
縫製工場も地元浜松、愛知、岐阜と繊維産業の盛んな地域を巡って、最終的には長野の国内トップクラスの丁寧な縫製で定評のある縫製工場にて、手作業で縫製しています。
「最短翌日仕上げ」「最安値をお約束」といった文字が踊るネットの世界で、国産の天然素材にこだわり、ひとつひとつオーダーいただいてから手作業による縫製で2週間ほどお時間をいただくトレジュールのオーダーカーテンは、異質なものかもしれません。
しかし、そんな時代だからこそ、どこか温もりのある、頬ずりしたくなるような手触り、そして同時に海外インテリアのような大人な雰囲気をもったトレジュールのカーテンが、たくさんの方からご支持いただけている理由かもしれません。
化学物質や新建材を使わない家造りを提案しているにも関わらず、当時どこのカーテン屋さんでも化学繊維のカーテンしか選択肢がない状況でした。
そこで建物同様、自社のこだわりであった「本物の自然素材でおしゃれなものを」という課題に取り組んで開発したのが、今の「カーテントレジュール」の誕生のきっかけでした。
さんざんビニールクロスを悪者にしておきながら、カーテンはポリエステルという矛盾を何とかしたかったのです。
住宅会社の立場として、住宅の重要なインテリア要素であるカーテンを求めた結果、そして、施主であるユーザー様のニーズに応えようとした結果生まれたのが、トレジュールのカーテンということです。
まず最初に素材選びから始まりまた。
調べていくと、繊維製品の97%が、今や中国産などの輸入に頼っており、国内の繊維産業は激減しているということを知りました。
足元を見ると、当社の地元浜松市は、もともと繊維とオートバイ産業で発達した街でしたが、私が物心ついたころには、広い敷地を持った繊維工場は、次々と大型ショッピングセンターへと姿を変えていました。
そんな中でも、昔ながらの職人さんが、手作業で糸から生地を織る繊維工場も残っていました。
高速で織られる大量生産とは比べものにならないくらい、ゆっくりと時間をかけて織られるキメ細かい生地。
加工においてなるべく機械や薬品を使わずに、素材本来の風合いを生かす天然染めの技術。
何度も洗い込み、柔らかく独特の風合いに仕上げられた生地。
製造原価を下げるための激しい競争の真逆を行くような、丁寧で高品質なモノづくり。
今ではめったにお目にかかることのできない最高の素材が、「灯台下暗し」で、すぐ近くにあったのも、今考えれば運命だったのかもしれませんね。
縫製工場も地元浜松、愛知、岐阜と繊維産業の盛んな地域を巡って、最終的には長野の国内トップクラスの丁寧な縫製で定評のある縫製工場にて、手作業で縫製しています。
「最短翌日仕上げ」「最安値をお約束」といった文字が踊るネットの世界で、国産の天然素材にこだわり、ひとつひとつオーダーいただいてから手作業による縫製で2週間ほどお時間をいただくトレジュールのオーダーカーテンは、異質なものかもしれません。
しかし、そんな時代だからこそ、どこか温もりのある、頬ずりしたくなるような手触り、そして同時に海外インテリアのような大人な雰囲気をもったトレジュールのカーテンが、たくさんの方からご支持いただけている理由かもしれません。