マンションの一室で開業されるコルギサロン様からご相談を受けました。
マンションの廊下に面した窓のため、施術中に人が通る度に影が気になるということで、条件的には遮光カーテンなのですが、リラックスできる心地良いサロンにしたい、という希望もお持ちでした。
リネンの繊維から漏れる光はリネンカーテンの魅力のひとつなのですが、このようにどうしても遮光性が必要という場合には、どちらか一方を優先させるしかないのでしょうか。
ひとつの答えとして、2本あるレールの外側を遮光一級のカーテンにして、室内側にリネンカーテンというご提案をさせていただきました。
こうすることで、雰囲気重視のときは、遮光カーテンを全開にしたうえで、室内側のリネンカーテンを閉めると、リネン1枚となりますので、リネンの風合い、心地良さが楽しめます。
今回は腰窓でしたが、機能を求めた遮光カーテンは窓下10㎝程度の長さ、雰囲気を求めたリネンカーテンは床までと、丈を変えています。
またフラットスタイルでは珍しい、1.8倍というたっぷりの生地感が、サロンに清潔さとラグジュアリーさを両立させています。
サロンという性質上、遮光性は必要だけど雰囲気も良くしたい、というご要望は多いと思いますが、このような方法はひとつの解決策になるかと思います。
カーテン(フラットスタイル1.8倍) :
シアーリネン80 / オフホワイト
遮光カーテン(フラットスタイル1.1倍) :
サンゲツ PK1328