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リネンのコト

| 2016.07.06

麻カーテンには3種類ある?

人気の、麻のカーテンについて。

tous les jours では、化繊などを使わない、麻100%のカーテンを取り扱っています。
知ってる人は知ってると思いますが、麻100%のカーテンといっても、実はその中にも大きく3つの種類があるんです。

まずはリネン100%のカーテン。
当店の商品で言えば、ベルギーリネン25とシアーリネン80がそれになります。

そしてラミー100%も麻カーテンなのですが、当店では取り扱っていません。

最後にラミーリネン。

「ラミー」と「リネン」という全く違う性質の麻を50%ずつ使った生地なんです・・・って、わかりにくいですか???

まず、「ラミー」は芋麻(ちょま)という多年草の植物。
そして「リネン」は亜麻(あま)はアマ科の一年草。
乱暴な話ですが、ヘンプやジュート、サイザル麻など、それぞれ産地も種類も全く別の植物を原料とした繊維もまとめて「麻」と一般的に呼ばれています。

ただ、それぞれ品質も性質も用途も全く違うので、昭和37年に、家庭用品品質表示法という法律が制定されて、その中には「麻(亜麻及び苧麻に限る。)」と書かれています。麻100%とうたえるのはリネンとラミーだけってことです。
もう綿とウール、絹以外の布は全部「麻」って言ってたらしいですよ。それまでは。

ということで、「麻」にも、リネンとラミーがあるわけですが、さきほど書いたように、この2つも全く別の種類なのでややこしいです。

この2つ、まずは価格が違います。
リネンは原料の亜麻=フラックスという植物が連作のできない一年草で生産量が増やせないのに対して、ラミーは、日本でも結構自生していて、勝手に育つくらい強いので、リネンよりも安価に栽培ができます。
ただどちらも収穫してから繊維を取り出す工程が大変なので、綿に比べると高価になりますが。


↑苧麻(ラミー)の葉。お近くの川の土手なんかで見たことあるかも?

だからリネン100%よりも混紡のラミーリネンのほうが価格は下げられるのですが、それが目的ではなく、混ぜることで、それぞれにしかない特徴を併せ持った、優れた生地になるからなんです。

天然繊維としては最も強く、太くて長いラミーの繊維と、しなやかな風合いを生むリネンの細くて短い繊維が混ざり、リネン100%よりもさらに水分の吸収・発散が早い生地ができます。
同時に、ラミーだけの生地は繊維が強すぎて、チクチクしがちなところを、リネンとの混紡によって肌触りを良くし、ラミーのハリとシャリ感、リネンのやわらかさとコシの強さが、バランスよく溶け合っているんです。

そんなラミーとリネンの混紡糸で織られたトレジュールのラミーリネンカーテンは、一般のラミー混の生地からは想像のできないしなやかな肌触りが特徴ですl

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